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キューリーポイントインジェクター 

キューリーポイントインジェクター

キューリーポイントインジェクター とは

キューリーポイントインジェクターとは

熱分解クロマトグラフィーとは」でご紹介したキューリーポイントパイロライザーを、「より使いやすく」を追求した装置です。
従来型のパイロライザーは、GCの注入口に据付固定する必要がありますが、パイロライザーの使用頻度がそれほど
高くなく、1台のGCでパイロライザーと液打ち等を併用したい場合、都度パイロライザーを取り外さなくてはなりません。
安全面の観点からパイロライザーの取り外し・取り付け作業を忌み嫌うオペレーターの方が多く見受けられました。 
 

そこで開発されたのが「キューリーポイントインジェクター」です。

使いたい時だけマイクロシリンジと同じ動作で使用できるパイロライザーで、
その使い勝手は高く評価されています。
 
また、従来型のパイロライザーには無い、キューリーポイントインジェクターならではの特長をご紹介いたします。

そこで開発されたのが「キューリーポイントインジェクター」です。
使いたい時だけマイクロシリンジと同じ動作で使用できるパイロライザーで、
その使い勝手は高く評価されています。
 
また、従来型のパイロライザーには無い、キューリーポイントインジェクターならではの特長をご紹介いたします。
 

 
 
 

試料管とニードルは、1分析ごとに着脱式です。
 PS, PMMA系ポリマーを例外として、その他のポリマーの熱分解生成物の60%はGCでは分析不可能なタール物質として
 熱分解装置及びGC内に残留し、ゴースト・メモリーピークの原因となります。
 キューリーポイントインジェクターでは、1分析ごとに熱分解ガスの流路となる試料管とニードルが着脱できる為、
 毎回きれいな流路で分析ができ、ゴースト・メモリーピークに悩まされることがありません。
 また、使用済みの試料管とニードルは洗浄して再利用することが可能です。
 
熱分解導入だけじゃない!VOC分析も可能です。
 オプションで専用試料管に吸着剤を仕込んだ「mini-PAT」をご準備しました。
 エアーサンプラを用いてmini-PATに大気を捕集し、それをキューリーポイントインジェクターを介して
 GCに導入することが可能です。
 作業環境での異臭分析や食品等の香気分析に応用していただくことが可能です。
 
 
ご使用方法などのHOW TO動画です。(model:JCI-55)
LinkIcon Pyrofoil How to prepare your sample for pyrolyzer
LinkIcon Portable Pyrolyzer JCI-55 How to Use