JTD-505Ⅲ【オートモデル】
JTD-505Ⅲ 【オートモデル】
概要
急速加熱で定評のあるキューリーポイント方式を採用したJTD-505Ⅱに引続き、新たに小型化したJTD-505Ⅲを完成させました。
試料管の大きさ(内径12mm)に特徴があり、電子部品やポリマーなどの材料を直接試料管にセットして発生ガスを捕集することができます。また、室内雰囲気やクリーンルームなどの大気分析、環境・匂いなどの極微量成分分析、電子部品からの発生ガス分析を目的とした加熱脱着装置です。
また、周辺機器として、一次トラップ管(PAT)の焼き出し装置や、各種アウトガス捕集装置を豊富にラインナップしており、揮発性成分分析のトータルサポートが可能です。
特長
1~15本+α=最大48検体までの任意の本数の一次トラップ管(PAT)をPATラックにセットするだけで、TD-GC/MS分析を連続無人運転でおこなうことができます。例えば、同一PATを繰り返し分析することや、PATを途中で入れ替えることで、最大48検体の分析が可能です。
<有効な使用例>
1)試料と試料の間にコンタミネーション除去とその確認の為、ブランク分析を任意に入れることが可能。
2)1つの試料に対して、多段階の抽出温度による連続分析が可能。
低~高沸点成分まで広範囲に高感度分析が可能。
熱脱着には他社にないキューリーポイント加熱方式を採用。シャープなピークが得られます。
業界最大容量のPATを準備しており、多量の大気捕集が可能。
小物部品やペレット状の材料をそのまま試料管に入れて、アウトガスの揮発性成分分析が可能。
二段スプリット方式で、発生ガス量の多い試料でもカラムを汚すことなく試料注入が可能。PAT加熱脱着部と吸着管加熱脱着部の2ヶ所でスプリットできます。
分析条件をメソッドファイル化できるので、再現性のある分析が可能。
国内外を問わず、どのメーカのGCにも接続が可能。
概要
急速加熱で定評のあるキューリーポイント方式を採用したJTD-505Ⅱに引続き、新たに小型化したJTD-505Ⅲを完成させました。
試料管の大きさ(内径12mm)に特徴があり、電子部品やポリマーなどの材料を直接試料管にセットして発生ガスを捕集することができます。また、室内雰囲気やクリーンルームなどの大気分析、環境・匂いなどの極微量成分分析、電子部品からの発生ガス分析を目的とした加熱脱着装置です。
また、周辺機器として、一次トラップ管(PAT)の焼き出し装置や、各種アウトガス捕集装置を豊富にラインナップしており、揮発性成分分析のトータルサポートが可能です。
特長
1~15本+α=最大48検体までの任意の本数の一次トラップ管(PAT)をPATラックにセットするだけで、TD-GC/MS分析を連続無人運転でおこなうことができます。例えば、同一PATを繰り返し分析することや、PATを途中で入れ替えることで、最大48検体の分析が可能です。
<有効な使用例>
1)試料と試料の間にコンタミネーション除去とその確認の為、ブランク分析を任意に入れることが可能。
2)1つの試料に対して、多段階の抽出温度による連続分析が可能。
低~高沸点成分まで広範囲に高感度分析が可能。
熱脱着には他社にないキューリーポイント加熱方式を採用。シャープなピークが得られます。
業界最大容量のPATを準備しており、多量の大気捕集が可能。
小物部品やペレット状の材料をそのまま試料管に入れて、アウトガスの揮発性成分分析が可能。
二段スプリット方式で、発生ガス量の多い試料でもカラムを汚すことなく試料注入が可能。PAT加熱脱着部と吸着管加熱脱着部の2ヶ所でスプリットできます。
分析条件をメソッドファイル化できるので、再現性のある分析が可能。
国内外を問わず、どのメーカのGCにも接続が可能。
装置仕様
装置仕様
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JTD-505Ⅲ
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JTD-505MⅢ |
デバイス部 | ||
PAT加熱脱着部 | 0℃~350℃(液体窒素による冷却、抵抗加熱方式) ※1 | |
トランスファーライン部 | 室温+10℃~300℃(抵抗加熱方式) 金属キャピラリー管 | |
SAT加熱脱着部 | キューリーポイント加熱方式(標準:280℃) | |
SAT | 石英管(パイロホイル装填品) TenaxTA入 | |
SAT冷却 | -100℃~室温(液体窒素による冷却) | |
SATオーブン | 室温+10℃~230℃(抵抗加熱方式) | |
ニードル部 | 室温+10℃~300℃(抵抗加熱方式) | |
GC接続方法 | カラム直結方式 又はインジェクター使用 | |
寸法・質量 | 255(W)×210(H)×105(D)mm・3Kg | |
ローダー部(搬送部) | ||
PATラック | 装着本数最大15本+1本(ホームポジション設定用) | - |
PAT架台 | モーター駆動 | - |
PAT導入エアプランジャ | 圧搾空気0.5MPa | - |
寸法・質量 | 670(W)×200(H)×760(D)mm 14.3Kg | - |
コントローラ部 | ||
タッチ式操作パネル | 各部の温調、流量、バルブ切り替えなどの設定 | |
寸法・質量 | 350(W)×220(H)×500(D)mm・14.3Kg | |
電源 | AC100V 50/60Hz 15A(サービスコンセント8A含む) | |
フローコントローラ | ||
高周波電源 | 600kHz 48W | |
内容 | スプリット用バルブ 調圧器内蔵 | |
寸法・質量 | 350(W)×180(H)×500(D)mm・15.2Kg | |
液体窒素デュワー瓶及びサイホン | ||
液体窒素デュワー瓶 | 内容積50L(シーベル型) | 内容積20L(シーベル型) |
寸法・質量 | (外径)460×930(H)mm・24.8Kg | (外径)390×650(H)mm・9.2Kg |
サイホン | 長さ1000mm | 長さ800mm |
オプション オーバーヒート防止装置 ※2 | ||
温度センサー | 4個 | |
電源 | 15A 感度電流30mA ・ 緊急停止スイッチ付 | |
寸法・質量 | 350(W)×170(H)×500(D)mm・8Kg |
JTD-505Ⅲ | JTD-505MⅢ | |
デバイス部 | ||
PAT加熱脱着部 | 0℃~350℃ (液体窒素による冷却、抵抗加熱方式) ※1 |
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トランスファーライン部 | 室温+10℃~300℃(抵抗加熱方式) 金属キャピラリー管 |
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SAT 加熱脱着部 |
キューリーポイント加熱方式 (標準:280℃) |
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SAT | 石英管(パイロホイル装填品) TenaxTA入 |
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SAT冷却 | -100℃~室温 (液体窒素による冷却) |
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SATオーブン | 室温+10℃~230℃ (抵抗加熱方式) |
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ニードル部 | 室温+10℃~300℃ (抵抗加熱方式) |
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GC接続方法 | カラム直結方式 又はインジェクター使用 |
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寸法・質量 | 255(W)×210(H)×105(D)mm・3Kg | |
ローダー部(搬送部) | ||
PATラック | 装着本数最大15本+1本 (ホームポジション設定用) |
- |
PAT架台 | モーター駆動 | - |
PAT導入エアプランジャ | 圧搾空気0.5MPa | - |
寸法・質量 | 670(W)×200(H)×760(D)mm・14.3Kg | - |
コントローラ部 | ||
タッチ式操作パネル | 各部の温調、流量、バルブ切り替えなどの設定 | |
寸法・質量 | 350(W)×220(H)×500(D)mm・14.3Kg | |
電源 | AC100V 50/60Hz 15A (サービスコンセント8A含む) |
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フローコントローラ | ||
高周波電源 | 600kHz 48W | |
内容 | スプリット用バルブ 調圧器内蔵 | |
寸法・質量 | 350(W)×180(H)×500(D)mm・15.2Kg | |
液体窒素デュワー瓶及びサイホン | ||
液体窒素デュワー瓶 | 内容積50L (シーベル型) |
内容積20L (シーベル型) |
寸法・質量 | (外径)460×930(H)mm・24.8Kg | (外径)390×650(H)mm・9.2Kg |
サイホン | 長さ1000mm | 長さ800mm |
標準付属品 | ||
PAT(TenaxGR入) | 3本 | 1本 |
PAT(空) | 3本 | 1本 |
PATホルダ | 16個 | - |
PATマニュアルホルダ | 1個 | 2個 |
PATキャップ | 15個 | - |
ニードルヒータ | 1組 | |
GCアダ | 1組 | |
ケーブル類 | 1式 | |
配管類 | 1組 | |
工具 | 1組 | |
取扱説明書 | 1冊 | |
サンプリングキット | 1組 | |
オプション オーバーヒート防止装置 ※2 | ||
温度センサー | 4個 | |
電源 | 15A 感度電流30mA ・ 緊急停止スイッチ付 | |
寸法・質量 | 350(W)×170(H)×500(D)mm・8Kg |
※1 実際には、60℃以上に設定します。(0℃~+60℃の間に設定することは可能ですが、この温度範囲ですと実行温度のバラツキが大きく、完全な温度制御はできません。)また、室温より低温で捕集し、オートサンプラー(JTD-505Ⅲ)を使用する場合、一次トラップ管(PAT)の分析待機中(トレイに設置されている状態)の温度を考えると有効とは言えません。
※2 加熱制御部分の故障などにより温度暴走が起こった場合、独立した温度検出により設定温度以上になると主電源を遮断する装置です。ただし、JTD-505Ⅲの制御ソフトには、標準装備として最高温度を設定することができるようになっていますので、必ず付属すべきものではありません。
加熱脱着装置